
ねぇ!
カナヘビとニホントカゲの違いって何?

カナヘビとニホントカゲの
・見た目
・生態
・食べる餌
の違いについて紹介するね。
これを読めばすぐに違いが分かるようになると思うよ!
カナヘビとニホントカゲ
日本に生息するトカゲは色々いますが、
オーソドックスなトカゲはニホンカナヘビ(以下カナヘビ)とニホントカゲです。
カナヘビは名前にトカゲと付かないですが、トカゲ亜目なのでトカゲの仲間です。
カナヘビとニホントカゲの違い
違いを画像で見比べながら紹介します。
見た目


左がニホントカゲ、右がカナヘビ。
ニホントカゲは光沢がありツルツル。
カナヘビはザラザラ。
尻尾の長さ


ニホントカゲの尻尾は体の半分の長さ。
カナヘビの尻尾は体の3分の2の長さ。
太さはニホントカゲの方が太い傾向にあります
舌
↓カナヘビの舌はヘビのように二股にているのがはっきり分かります。

↓ニホントカゲの舌先も若干ですが、分かれているように見えます

他のサイトでは
カナヘビは舌が分かれているが、ニホントカゲは分かれていない
と書かれていることがほとんどですが、よく見ると分かれているように見えます!

↑やっぱり分かれて見えます!
幼体

ニホントカゲ(写真右)の幼体は尻尾が青く、大人になるに連れて色が変化していきます。
カナヘビ(左)は幼体の時から色の変化はありません。
生態

↑ニホントカゲは穴を掘ってその中で生活をするのが主です。
前足を器用に使って穴を掘ります。
なので餌を取るときや日光浴の時以外は穴の中にいることがほとんどです。
また、日光浴のときには高い所に登る事もあります。

↑カナヘビは主に地上で生活し高さ2mほどのブロック塀や木に登る事もあります。
日光浴や餌を取る時以外は落ち葉の下や草むらなどに隠れていることが多いようです。
穴を深く掘ることはできません。
飼育下ではシェルターの上など高い所で無防備に寝ていることがあります。
食べる餌

食べる餌については多少好みの違いはありますが、ほぼ共通です。
共通して食べるものは蜘蛛やコオロギなどがあります。また、どちらも人工飼料を食べます。
カナヘビの餌について詳しくはカナヘビの餌【総まとめ】をご覧ください。
その他の特徴
その他の特徴は
尻尾切り
「トカゲの尻尾切り」と言って、尻尾を切って囮にしている間に逃げることもあります。
両方とも切れた直後の数秒間は切れた尻尾が動いています。
再生するのにかなり体力(栄養)を使うと言われているのでなるべく切らないようにしてあげましょう!
飼育
私はニホントカゲとカナヘビ両方を同じケージで飼育していますが、
・日光浴が必要
・食べる餌が同じ
なので同じケージで飼育する事も可能です。
(時期や相性によってはケンカをする事も考えられるのでその際は別々のケージで飼育した方がいいでしょう。)
その際はニホントカゲ、カナヘビ、両方のストレスがないように適した環境を整えてあげましょう。
コメント