カナヘビを繁殖をさせるのは意外と簡単です。
4~6月頃に同じくらいの大きさのオスとメスを同じケージに入れておけば勝手に交尾します。タイミングが合えば同じケージに入れて1分もしないで交尾を始めます。
交尾が無事に成功すればその約1カ月後には卵を産みます。
しかし、そもそもカナヘビのオスメスの判断ができないといけません。
今回はカナヘビのオスとメスの見分け方について紹介します。
カナヘビのオスメスの見分け方
どこを見ればオスとメスの見分けられるかを紹介します。
動画でも紹介しています↓こちらを見るとよりオスとメスが分かるようになると思います。
尻尾の付け根
この方法が一番わかりやすいです。
オスは尻尾の付け根のあたりが膨らんでいます。
メスは尻尾の付け根のあたりがだんだん細くなっています。


2匹を比べて見ていると違いが分かってきます。尻尾が真っ直ぐの体制になっている時に真上から見ると分かりやすいです。掴んでひっくり返しても暴れてしまうので分かりにくいでしょう。
↓の写真の方が分かりやすいかもしれません。


オスは後ろ足のあたりが少しくびれて見えます。
メスは後ろ足のあたりから尻尾にかけて細くなっているのがわかります。
また、産まれてすぐの赤ちゃんはメスのように尻尾の付け根が細く、見分けがつかないです。成長速度によりますが生後3~5か月ぐらいから膨らんできて見分けがついてきます。
カナヘビのオスメスのお腹の色
お腹の色がメスは黄色、オスは白と言われていることがありますが、たまに違うのがいます。
お腹の色は個性だと思った方がいいでしょう。
ただ割合は、お腹が黄色いのがメス、白色がオスが多いと思いますので、参考にはなると思います。
顔の違い
オスとメスで顔が違うらしいですが私には違いは分からないです。

噛み跡
6月頃にはほとんどのメスは交尾を終えているので交尾の際にお腹を噛まれた痕があることがあります。お腹のあたりに噛み痕があればメスの可能性が高く、妊娠している可能性も高いです。

ただし、交尾をしても咬み痕ができない場合や、治って消えている場合もあります。
また、オスでもケンカをしてお腹を咬まれている可能性もあります。
なのでこの判別方法は絶対ではありません。
まとめ
カナヘビのオスとメスの見分け方は尻尾の付け根あたりの太さで見分けるのが一番です。
最後に問題です。
下の画像はオスとメスどちらでしょう?(画質が荒くてすいません)

正解はオスです!
⇩がメスの画像です

オスとメスを見分けられたでしょうか?
これを参考に実際にオスとメスを見比べるとすぐにわかると思います。
繁殖についてはカナヘビの交尾と妊娠しているメスの見分け方【画像あり】をご覧ください。
卵が産まれそうな場合はカナヘビの卵を孵す方法!へこみの対処法も!【画像付き】を参考にどうぞ。
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