
どうも、こんにちは。
とか坊です。

飼ってるカナヘビが卵
産んだんだけど!!
どうすればいいの?

特に注意することは3点あるよ。今回は我が家でやっている孵化のさせ方を紹介します。
他のサイトと違って、本当に飼育しているので画像もあり、信頼性は高いです!
赤ちゃんカナヘビはとても小さくて、なれやすいよ!
カナヘビの卵の育て方を紹介。
カナヘビの卵は何日ぐらいで孵るのか、管理方法、必要な道具、など我が家でやっている卵を孵す方法を紹介していきます。
カナヘビ卵の孵化は何日かかる?
野生のカナヘビは4月~9月頃に卵を産みます。
1回の交尾で、産卵を2~3回に分けてすることもあり、
間隔は約3~4週間ごと、
1回の産卵で1~5個ほど産み、
約3ヶ月で計1~15個ぐらいの卵を産みます。
(何回も交尾をすればもっとたくさん産むこともあります)
健康な卵の数は交尾の回数、オスとメスの相性や健康、メスカナヘビの大きさや、栄養などによって変わると思われます。
妊娠期のカナヘビは食欲が増すことが多いです、
いっぱい餌を食べて沢山日光浴をするようになります。

お腹に咬みあとがあると妊娠してる可能性が高いよ。
交尾のときにオスが咬みつくんだ!

卵から赤ちゃんが孵る期間は気温と水分で変わると思われ、
だいたい25℃前後だと45日前後、
30℃前後だと35日前後と幅があります。
カナヘビの卵を孵化させるのはちょっとしたコツがあります。
孵化させるために以下のことに注意しています。
1.卵の上下は変えない
2.保管場所
3.水分管理
の3点です。
カナヘビの卵は「酸素」と「水分」を吸って成長します!
カナヘビの卵の育て方
これから具体的に卵を孵すための方法を紹介します。
カナヘビの卵の上下は変えない
母親は卵を産んだらその後は世話をしません。
そして、卵を食べてしまうこともあります!
なのでまず卵を保管するため別のケースに移しましょう。
そのとき卵の上下はなるべく変えないようにしましょう、
油性ペンなどで印をつけるといいです。
卵の上下が変わると赤ちゃんが孵らなくなると言われています。

ですが、私は上下が分からなくなった卵も無事に孵りました。
他の人でも上下を変えてしまったけど孵ったと聞いたことがあります。
もし上下が分からなくなっても諦めずに育てましょう。
しかし、鳥と違って、カナヘビは転卵をする習性がないのでなるべく上下は変えない方がいいでしょう。
必要な道具

①ケース
ゼリーカップやプリンカップなど、なんでもいいです。孵ったときに赤ちゃんが逃げないようにしましょう。
②床材
オススメの床材はデザートソイルです!
保湿性があり、濡れている時と乾いている時の色が違うので管理が最高にしやすいです。
大人カナヘビの床材としても使えます。
↓水苔を使っている人も多いです。
卵の管理は、卵を乾燥させないようにすることが重要です。
③霧吹き
ケース内や卵に吹きかけるために使います。
④卵
忘れずに。
保管場所
・必ず直射日光は避けましょう。
カナヘビの卵を直射日光に当てると熱くなりすぎて孵らなくなってしまいます。
・気温はなるべく30℃前後の所で保管。
エアコンを使用している部屋などはやめといたほうがいいでしょう。
管理方法

1.霧吹きで床材に水を掛け全体を湿らせます。
2.その後、床材に少しくぼみを作り、そこに卵を置きます。
3.卵が3分の2ぐらい埋まるようにします。
水分管理
カナヘビの卵は水分を吸ってどんどん大きくなります。
乾燥はよくないので水分管理が大事です
1.毎日1、2回ぬるま湯でスプレーします。
2.床材と卵にスプレーし、常に床材が濡れている状態にして卵が水分を吸えるようにしましょう。
数週間経つと、卵の色が部分的に少し透明のような色になってきたら霧吹きでぬるま湯をかけると水を吸うのがわかります。
透明の部分の面積が広くなってきたら霧吹きの回数を増やしましょう。(気温が高い8月だと色が変わる前に孵化することがあります。)
↓の写真を見ると①が一番透明になっているのがわかります。②と③も部分的に透明になってきています。

このように卵が透明になってくると直接スプレーをすると卵がかなり水分を吸うようになってきます。そうすると卵がどんどん大きく成長し、やがて卵に亀裂が入り、卵からかわいい赤ちゃんが顔を出します。
カナヘビの卵に水をかけてはいけないという情報が(かなり)ありますが、濡らしても問題なく孵化します。卵を濡らさなくても孵る事はありますが、水分が足りないと萎んでしまことがあり失敗する可能性が高まると思われます。
動画
検卵についてや孵化の瞬間なども映っています⇩よかったらどうぞ!
こんなときはどうする?
卵の様子がちょっと違う、などの疑問について紹介します。
カナヘビ卵のへこみ

最初は普通に丸かったんだけど、今見たら卵にへこみがあるんだけど?


周りや卵に直接スプレーして湿度を上げると水分を吸って戻ることがほとんどだよ。
4、5日経って戻らない場合はダメかもしれない…
やはり、卵に直接水が触れる(掛ける)ようにしないと萎むことが多いよ。

卵にカビ

卵にカビが生えてるんだけど?

床材のカビが移っているだけなら大丈夫かも、だけど直接カビが生えているようならダメな可能性が高いよ。卵が上手く形成されてなかったか、無精卵かも、環境を見直すのもいいかも。
卵の変色(オレンジ)

卵がオレンジ色なんだけど?

明らかに色が違う(オレンジや黄色)で、硬い場合も無精卵の可能性が高いよ!
下の画像がそうだね。
変色してきている場合や土が着色しているだけとか、透明になってきているなら大丈夫だよ。だんだんオレンジに変わってきて同時にへこんできた場合はダメかも‥
カナヘビの無精卵

カナヘビは無精卵と呼ばれている赤ちゃんが産まれない卵を産むことがあります。その見分け方も↑の動画で紹介してるよ!
参考記事:カナヘビの卵は無精卵?見分け方・原因と対策を徹底考察
卵がしぼむ

30日以上経って(孵化直前だと思われる)卵が萎む合があります。
結構この症状は多いようです。
この症状がでたら卵の中でなくなっている可能性がかなり高いです。
大きくなってから萎んでしまう場合は水分が足りず、卵がうまく割れなかったのではないかと思われます。(他にも原因はあるかも)
この症状が続いてしまう場合は管理方法を見直しましょう。
上記で説明した通り
・床材を保湿性があるデザートソイルにする。
・霧吹きでぬるま湯をかける。
この2つが効果的です。
先程も言いましたが「卵に水をかけてはいけない」と言う情報がありますが、
カナヘビの卵は呼吸するのでずっと水没させるのはだめですが、水をかけただけでダメでは自然界で生き残っていくのは厳しいでしょう、、
季節的にも梅雨や雨の多い時期に卵を産みます。
野生の母カナヘビが湿度が高く、なおかつ雨に濡れない場所を探すのはさすがに難易度が高すぎると思います、、
なにより雨に濡れる場所で卵を発見し、無事孵っていたと言う情報も結構あります。
どうしても大きくなってから萎んでしまう場合は水分に注意してみて下さい。
あきらめないで

どの場合も諦めずに10日ぐらいは育ててみよう。
その場合、他の卵にカビがうつるかもしれないから別にするか、離して育てた方がいいよ。
大きくならなかったり、カビが生えてきたらダメな可能性が高いよ。
(30日前後で萎んでしまった場合はすぐに開けた方がいいかもしれません)
カナヘビの卵の孵化の前兆
順調に育つと卵の大きさが最初より二回りぐらい大きくなります。

カナヘビの卵に水滴
産まれる瞬間は卵に亀裂が入り、水が出てくると同時に赤ちゃんの鼻先がでてきます、
そこから1~8時間くらいかけて徐々に体が出てきます。

体が完全に出てきたら無事に孵化成功です!
赤ちゃんから育てるとびっくりするくらい手に慣れます!
でも赤ちゃんカナヘビを育てるのはすごい難しいから毎日ちゃんとお世話しましょう。
次の記事>カナヘビ赤ちゃんの飼育方法を紹介!
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