
こんにちは
カナヘビをじっと眺めるのが趣味の
とか坊です。
今回はカナヘビの飼育で日々やること(カナヘビの飼育のしかた)です。

小学生でも出来るのかい?

うん!
カナヘビの飼育セットを揃えたら日々のお世話は難しくないので、カナヘビの飼い方を覚えれば小学生にも簡単にできると思います。
カナヘビを小学校で飼うこともあるそうです。
飼育セットについては2種類の飼育方法によって違います。
・日光浴をさせて飼育する方法⇩
・完全室内飼育の方法⇩
カナヘビの飼い方!小学生でも簡単、日々のお世話の方法
環境が整えば日々のお世話は簡単で、毎日やればそんなに時間もかかりません。
では早速紹介していきます。
水の取り替え


1~2日に1回
水入れに入れている水を取り替えましょう。
水はかなり重要なので必ず常に用意しましょう!
カナヘビはよく水を飲みます、なるべくきれいな水をあげるために換えましょう。
水を与えると、ネコや犬のように舌を出してペロペロと飲みます。とてもかわいいです。
また、水を探すのが苦手な子もいるみたいなので ケージの壁面や草や木などに霧吹きを吹きかけると舐めることがあります。
野生のカナヘビは朝露や雨水などを飲んでいるそうです。
餌やり


カナヘビの大きさや餌の大きさによりますが1~3日に1、2回与えましょう。
小さい餌であれば1日に数回与えても食べます。
・ピンセットで直接あげる方法
・餌を餌皿などに置いておく方法【置き餌】
のどちらでもOKです。


餌を与える時はカナヘビがビックリしないように注意しましょう!
ビックリしたり警戒心が強い子は直接食べないので、置き餌にすると食べることがあるよ。
また、体温が低いとカナヘビの食欲がなくなるので日光浴などで体を温めると食欲が増します。
あと、赤ちゃんカナヘビや妊娠しているメスなどは食欲があるのでたくさん食べます。


餌は虫を食べるの?
毎日捕まえるのは大変なんだけど!


カナヘビの餌はネットやペットショップで買えるものがおすすめだよ!
カナヘビの餌については⇒カナヘビの餌をいろいろ紹介を見てね。
日光浴
日光浴は、できるだけ毎日、数時間した方がいいでしょう。
ガラス越しだと紫外線がカットされてしまいます。また、熱がこもらないためにも蓋を開けて直射日光が当たるようにしましょう。
その際に熱中症と脱走に要注意です。
特に真夏など暑い日では日陰を作らないと10~20分で熱中症になってしまいます。
必ずシェルターなど身を隠せる場所を用意し、板や遮熱シートなどでケージの半分を日陰にするなど十分に注意してください。
日光浴については⇒カナヘビの日光浴の必要性とさせ方を徹底紹介
日光浴の必要性


カナヘビは普段、日光(紫外線)を浴びて健康を保っています。
日光を浴びることで体温を温めて活動したり、食べた餌の消化を促したりします。
また、太陽には紫外線(UV)が含まれておりカルシウムの吸収を助け、クル病の予防をします。
クル病
クル病とはカルシウムが足りなくなり、骨が柔らかくなって変形したり、足や背骨が曲がって真っすぐ歩けなくなったりします。
すぐに発症するものではないので日々の日光浴(紫外線照射)やサプリメントでカルシウムとビタミンD3を与えるようにして予防しましょう。


紫外線ライト
紫外線ライトや加温設備を設置すれば日光浴をしなくて大丈夫です!
紫外線ライトは太陽の代わりに紫外線を照射するライトです。外で日光浴が出来ない(冬の寒い時期や室内で加温飼育する場合)場合は紫外線ライトを使って健康を保つようにしましょう。
加温飼育の道具について⇒完全室内飼育の道具を紹介!
掃除
糞の掃除、1~2日に1回
シェルター等の掃除、月1回
床材の取り換え、3~6カ月に1回
糞の掃除
カナヘビはほぼ毎日うんちをします。放っておくと直ぐにうんちだらけになってしまうのでピンセットなどでこまめに取り除きましょう。黒いのがうんちで、白いのが尿酸です。両方とりのぞきましょう。
シェルターなどの掃除
シェルターなども放っておくと、うんちがついたりカビが生えたりするので月に1、2回はブラシなどで掃除しましょう。
床材の交換
取りきれなかったうんちや尿酸がたまったり、ダニやカビなどが発生することがあるので3、4カ月ぐらいで床材を全て交換しましょう。
その際に飼育ケースも一緒に掃除しましょう。
日々のお世話の動画
注意すること
その他にカナヘビの飼育で注意すること。
日光浴時の熱中症
先ほども言いましたが、日光浴のときは本当に熱中症に注意してください。本当に危険です。
日光浴についてはカナヘビに日光浴が必要な理由とさせ方を徹底紹介!をご覧ください。
触りすぎない
触りすぎるとかなりストレスもかかりますし、尻尾が切れる可能性があります。
『トカゲの尻尾切り』です、『自切』ともいいます。
トカゲの尻尾は一度切れても再生しますが、再生させるのにかなりのエネルギーを使います。
なるべく触らず、持つときは手に乗せるように持ち、強く握ったり、しっぽは触らないようにしましょう!
餌の管理


多頭飼いをするときは全てのカナヘビがしっかり餌を食べているか把握することが重要です。
爬虫類は急に餌を食べなくなる拒食という症状がでることがあるので注意してください。
喧嘩けんか
カナヘビは餌の取り合いなどでけんかをすることがあります。
体長があまりに違うとケガをしたりストレスになります。なので大きさが違うカナヘビは一緒のケージで飼わない方がいいでしょう。
ケンカについては⇒カナヘビが喧嘩をする原因と対策について。
交尾こうび
メスとオスを一緒に飼育していると交尾をすことがよくあります!
交尾のときもケンカのように噛みつきます。
交尾のときはオスがメスのお腹を抑えるように噛みつき、体を巻き付けるのでケンカとはちょっと様子が違います。
交尾の最中に引き離されたらかなりのストレスだと思います、ケンカなのか交尾なのか見極めるようにしましょう。
↓の写真がかなへびが交尾をしている様子です。


小学生でもできる!カナヘビ飼育
以上がカナヘビの日々のお世話と注意点です。
カナヘビの飼い方を覚えれば小学生でも難しくないと思います。


毎日やること
・水の交換(補充)
・餌やり
・日光浴
・糞の掃除
月に一回
・シェルターの掃除
3~4カ月に一回
・床材交換
だね!
カナヘビの飼育環境


カナヘビを長く飼育するためには毎日の管理と観察が大事です。
しっかり掃除をして清潔な環境を整えるとともに、カナヘビがちゃんと餌をたべているか、元気はあるか、ケンカをしていないか、などをしっかり観察しましょう!
カナヘビのお世話は簡単で手間も掛かりませんが毎日ちゃんとやることが大事です。
また、毎日ピンセットなどで餌を与えていると次第に覚えるようになり、ピンセットを近づけるだけで寄ってくるようになることもあります。
しっかり長く育てていると交尾や産卵、赤ちゃんカナヘビが生まれることもあります。
さらに、赤ちゃんから育てたカナヘビが1年後にはまた赤ちゃんを産む累代飼育ができるかもしれません!
そのためにはしっかりお世話をすることと、飼育環境を整えましょう!
次の記事>オールシーズン対応カナヘビの飼育環境!
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