
カナヘビを長年飼育して
冬眠や赤ちゃん飼育にも成功している
とか坊です。
今回は
カナヘビの赤ちゃんの飼育方法について紹介します。
(大人カナヘビの飼育にも共通しているでぜひ見てください)

赤ちゃんの飼育はすごい難しいって聞いたけど?

確かに難しいよ。でも
・おすすめの餌
・道具
・飼育の注意点
を紹介するから、
これを読めばきっと立派に成長させられるよ。
カナヘビの赤ちゃんの飼育方法を紹介!詳しく解説します。
カナヘビの赤ちゃんは体も小さく、体力もないので育てるのはやはり難しく注意が必要です。
今回はそんな赤ちゃんを無事に育てる方法、注意点を詳しく紹介します。

このサイトは本当に赤ちゃんカナヘビを飼育して大きく成長させているよ!
最後まで読めば飼育のコツが分かります!ズバリ温度管理と餌が重要だよ。
カナヘビの飼育環境
飼育に必要な道具は
・飼育ケース
・床材
・水入れ
・エサ入れ
・シェルター
が必要です。
基本的には大人と同じです。
飼育道具の詳細:カナヘビの飼育道具(オールシーズン対応)
カナヘビは温度管理が超重要!

生まれたばかりの赤ちゃんは意外と餌を食べないことが多いです。
餌を食べない時は体温が低い事が原因の場合があります。
(大人カナヘビも共通です)
体温を高めることで
・体温を上昇させ体を動かす
・食べた餌の消化
・食欲増進や体の成長を促す
効果があります
カナヘビ飼育ではあまり言われてないですが温度管理は非常に大事です。
赤ちゃんカナヘビだけでなく大人カナヘビを長期で飼育するためにもとても重要です。
温度管理をしないと体温が低下し体力がなくなりすぐに弱ってしまうので特に注意しましょう!
温度管理
室内飼育の場合
バスキングライトやヒーターを設置しましょう。
バスキングスポットは35~40℃
クールスポットは25℃前後(真夏はもう少し高くてもOK)
ぐらいになるように設定してあげるのがいいでしょう!
日光浴
日光浴の場合は
熱中症に気を付けましょう。
カナヘビは日光浴は好きですが、暑さに強いわけではないので暑い所に放置しては危険です。
しかし、バスキングライトで温めない場合は日光浴が必要なので注意して日光浴をさせてください!
やり方はカナヘビの日光浴の必要性とさせ方をご覧ください。
赤ちゃんカナヘビの餌

赤ちゃんは産まれて最初の2〜7日ぐらいは餌を食べないことがあります。
そして、意外と好き嫌いが多くどんな餌でも食べるわけではありません!なるべくいろんな餌を用意して食べる餌を見つけてあげましょう。
2週間も経つと餌も徐々に沢山食べるようになるので餌は毎日数回あげましょう。
ですが赤ちゃんカナヘビを育てる上で最も難しいのは小さい餌の調達です。
赤ちゃんカナヘビは小さい餌しか食べれないので小さい餌を用意しなければなりません。
毎回小さい虫を捕まえるのは大変です。餌はネットやペットショップで調達した方がいいでしょう。
赤ちゃんカナヘビが食べるオススメの餌
オススメの餌は4点あります。
食べない子もいるので複数用意したほうがいいです。
(1)人工飼料じんこうしりょう
人工飼料の中でオススメは3品です。
食べない子もいますが最も手軽で値段が安いのでおすすめです。
バグプレミアム
乾燥餌でそのままあげられます。
細かく砕いてあげましょう。
レオパブレンド
ペレットタイプで水かぬるま湯でふやかしてあげます。
レオパドライ
ペレットタイプで水かぬるま湯でふやかしてあげます。
人工飼料の詳細記事:オススメの人工飼料9種類を紹介
(2)冷凍コオロギ
私はいつもこの冷凍コオロギをメインにあげています!値段(送料)が高いですがよく食べます。
人工飼料を食べないカナヘビでもほとんどの子は食べるでしょう。
(私の飼っている赤ちゃんカナヘビは全員食べます。)
↓の商品はAmazonの取り扱いはないようです
上記2種類の冷凍コオロギがありますが両方変わらず食べました!
(3)スイートバジルについている青虫と蛾

ホームセンターなどに売っているハーブの一種「スイートバジル」。
スイートバジルに一度虫がつくと大量に発生します。
ほぼ毎日芋虫と蛾がつくのでカナヘビの餌にはもってこいです。

スイートバジルはホームセンターで安く売っています。
スイートバジル自体も大きく成長し、芋虫は捕っても捕ってもついているのでコスパはかなりいいです。
私はカナヘビの赤ちゃんのために毎年スイートバジルを育てています。
他にもカナヘビが食べる虫についてはカナヘビ飼育の餌!食べる虫ランキング!
(4)生餌(コオロギ)
値段は高いですが、栄養価も高いです。食いつきは1番!食べない子はいないでしょう。
やっぱり活きたコオロギはたくさん食べます!
サイズは
・生まれたばかりならSS
・カナヘビが約9cm以上ならS
がちょうどいいでしょう。
栄養も大事
成長期のカナヘビはクル病になりやすい。と言われています。
実際にカナヘビを卵から1才以上の成長させたという人はあまりいません。
また、飼育下ですとどうしても同じ餌ばかりになり栄養が偏ってしまいます。それを防ぐためにもサプリメントで補うのが一般的です。
特にカルシウム不足になりやすいと言われています。
カナヘビ飼育ではカルシウムとビタミンDが必要と言われていますが、
他の栄養素(ビタミン等)が足りなくなる場合もあるでしょう。病気になったときに処方されることもあります。私は普段からこのサプリも与えています↓
水をあげる
よく水を飲むので必ず水入れを用意し入れて置きましょう。また、水を探すのが苦手な子もいるみたいなので ケージの壁面や草や木などに霧吹きを吹きかけると飲むことがあります。
毎日やりましょう。(生後1カ月ぐらいまではやるようにしています)
水入れの大きさに注意
水入れの大きさには注意が必要です。水入れが大きくて深いと溺れてしまいます、瓶の蓋ぐらいの大きさでも足がつかないと溺れてしまうことがあります。コンタクトレンズケースのふたやペットボトルのふたを複数置くのがオススメです。

大きいカナヘビとは別のケージで飼う
カナヘビは喧嘩をしたり突然噛みついたりすることがあります。
あまりに大きさが違うとケガをすることがあるので大きいカナヘビとは別のケージで飼いましょう。
親カナヘビも子供を育てる習性はないため別々にしたほうがいいです。
以上が育てる注意点です。
関連記事:カナヘビ飼育でやってはいけないこと【赤ちゃん編】
カナヘビのお世話の仕方
環境を整えればあとは日々のお世話です。
・餌やり
・日光浴
・掃除
をすれば大丈夫です。
やり方については⇩をご覧ください。
実際にカナヘビを飼育してみると
実際に赤ちゃんカナヘビを飼育してみると
カナヘビの餌の好み・食欲
赤ちゃんカナヘビは食欲旺盛でどんな餌でもバクバク食べるイメージがあるかもしれませんが、そうでない子もいます。赤ちゃんの頃に人工餌を与えればみんな食べてくれると思うかもしれませんがそうではないです!
好き嫌いが多い子もいるのでいろんな餌を用意してあげましょう。
餌の好みは成長につれて変わります!
最初に食べなかった餌を2カ月後に食べている。ということもよくあります。
生後2、3か月になるとかなり食欲が増します!最初に人工餌を食べなくてもこの頃には食べるようになることがよくあります。
また、その逆もあります。
成長するにつれて(いろんな餌を与えていると)今まで食べていた人工餌やクモなどの食いつきが悪くなることもあります!


カナヘビのなつく具合
赤ちゃんから育てた方が手に乗せても逃げないカナヘビは多いです!
ただ、警戒心も成長によって変わります。
食欲旺盛な時期(2~6カ月)はカナヘビの方から手に乗ってくることもありましたが、成長するにつれて手を近づけると逃げ回るようになることが多いです。
ただ、一旦手に乗せても逃げない子は成長しても逃げないことが多いです。(捕まえようとすると逃げるけど手に乗せてしまえば逃げない)
まとめ
カナヘビの赤ちゃんを育てるのはとても難しいですが、日光浴をさせて、餌をたくさんあげればすぐに大きくなり、次の年には子供が産めるぐらい大きくなります。
赤ちゃんカナヘビの餌についての動画↓
まとめるとカナヘビの赤ちゃんを飼育する上で特に注意する事は4点です。
1.日光浴(体温を上げる)をさせる
2.餌をたくさんあげる
3.水をあげる(水入れに注意)
4.大きいカナヘビとは別のケージで飼う


実際に飼育したときの成長記録もあるのでよかったら見てね!
卵から孵化したカナヘビの記録はかなり貴重だよ⇩
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