カナヘビはなつく?【慣れさせる4つの方法を紹介!】ガセネタ注意!!!

カナヘビの赤ちゃん

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ねえ
カナヘビってなつくの?

子
とかぼう
とかぼう

うちに卵から育てている
カナヘビがいるけど、餌やりの
時に自分から手に乗ってくることもあるよ。

いいねぇ、
どうやってなつかせるの?

子
とかぼう
とかぼう

やっぱり赤ちゃんから育てると
警戒心が薄くなりやすいね。

大人カナヘビでもなつくことはあるから経験を元になつかせる(慣れさせる)コツを紹介するね。

サンキュー!

あと、カナヘビは「なつく」じゃなく
「慣れる」ってよく聞くけどどうなの?

子
とかぼう 
とかぼう 

それ、本当によく聞くよね!
コピペかな。って思うほどよく聞くよね!

今回はそのことについてもちょっとぶっちゃけるから!最後まで読んでよ!

OK!

子

カナヘビがなつくとはどういうこと?

とかぼう
とかぼう

まず、ここでいうカナヘビがなつくとは
・手に乗っても逃げないこと
・ピンセットによって来ること
です。

カナヘビは個人を認識して寄ってきたり、餌なしで寄ってくることはないってこと?

子
とかぼう
とかぼう

そういうことだね!
それをみんな「なれる」けど「なつかない」と言っているんだよ。

なかには社会性について情報を集めていろいろ言う人もいますね、、

単純に
カナヘビは
育児もしないし
親子などで群れを作ることもない
(共食いもしてしまう)
なので、当然人間(個人)を判断して寄ってきたりコミュニケーションをとるわけではないということ。

手に乗ってきたり
エサに寄って来るだけで
「なついた」と言っちゃうとダメなんだね!

でも辞典とか調べると
懐く→なれてしたがう。
なれる→動物が人間に警戒心を持たなくなる。なつく

て書いてるけど、、

子
とかぼう
とかぼう

なれる」を調べると「なつく」という意味が出てくるんだね。

でも、ネット界では「カナヘビがなつく」と言うと「それはなつくではなくなれるです」とツッコミが入ります!

「なつくじゃなくなれる」という情報が広まって、その情報を調べてそのまま自分のサイトにも同じことを載せる人もいるみたい。だからみんな同じようなことを言ってるんじゃないかな!

私はネット情報ではなく実際にカナヘビを飼育している経験をもとに情報を配信しています!
なので今回はそれはガセネタじゃないかなと思っていることも紹介します。

カナヘビがなつくと

手に上ってくるカナヘビ
手に上ってくるカナヘビ

カナヘビがなつくと自分から手に乗ってきて餌を食べたり、乗ったあとも慌てて逃げたりしないです。

ただ、自分から乗ってくるのはお腹が空いているときだけで餌を与えた直後は自分から乗ってくることはありません。

飼育者になつくというより、手とピンセットは餌をくれるもの、という認識があり近づいて来るのだと思います。

しかし、手に乗せても逃げないし、お腹が空いているときだけでも、近づいてきてくれるとかわいくて愛着がわきます。大事に育ててカナヘビをなれさせましょう!

なつかせるコツ(1)個体差

親子カナヘビ
カナヘビの親子

カナヘビは個体によって、餌の好みも性格も全然違います

警戒心が強い子と弱い子がいて、

強い子は手を近づけるだけで逃げ回ったり、
掴もうとすると噛みついてくることもあります。

そういう警戒心が強い大人カナヘビをなつかせるのは難しいです。
なつくかどうかは生まれ持った性格というのがかなり重要だと思います!

徐々に環境になれて落ち着いてくることがほとんどだけど、なかにはずっとなれない子もいるよ。

なつかせるにはまず
その子の性格が重要
ってこと?

子
とかぼう
とかぼう

そうだね!
大人カナヘビをなつかせる
には警戒心が弱めのカナヘビ
を徐々になつかせる感じかな

時期によってもなつき具合が違う

カナヘビは繁殖期になると他のカナヘビに咬みついたり、警戒心が強くなります。
特に妊娠しているカナヘビは凶暴になることがあります。

また、冬になると(加温飼育でも)食欲が低下することがあります。
そうなるとピンセットなどを近づけても近寄ってこなくなることがあります。しかし、また春に(暖かく)なると寄ってくるようになることがほとんどです。

赤ちゃんカナヘビ

一番なつくのは赤ちゃんカナヘビから育てることです。

しかし、赤ちゃんカナヘビを育てるのはすごいむずかしいです。


赤ちゃんカナヘビの育て方はコチラ↓

やはり赤ちゃんから育てるとかなり警戒心が薄い子になりやすく
手に乗せてもほとんどの子が逃げないし、
手の上で寝る子もいます。

赤ちゃんは普段餌を食べているか寝ているかのどちらかです。なので手に乗せてもお構いなしに寝ることが多いです。

しかし、中には赤ちゃんカナヘビから育てていても警戒心が強い子もいます。

産まれてすぐのときから手に慣らすようにして
手の上に乗せたりすれば警戒心が薄くなるのかもしれません、

産まれて2、3か月で警戒心の強い子は手を近づけると逃げるようになったので

産まれて1、2か月のうちから手に慣らすために赤ちゃんカナヘビでも

(2)~(4)のカナヘビを慣らすコツをやったほうがいいようです。

なつかせるコツ(2)餌やりはピンセットか手であげる

カナヘビはなつく
手に乗ってくるカナヘビ

餌をピンセットや手で直接あげていると徐々に覚えるようになります!

お腹が空ているときはピンセットや手を見つけると寄ってくるようになります。

餌を与えるときはピンセットなどで与えて覚えさせましょう。ただ、警戒心が強い子は逃げてしまうので無理にピンセットであげるのはやめて置き餌などにしましょう。

なつかせるコツ(3)優しく触る

餌やりのときなど、ときどき手に乗せるようにする

そうすると手に対する警戒心が薄れ、手に慣れてきます

あまり頻繁に触りすぎても落ち着かないのでほどほどにしましょう。

また触るときは掴むようにもたず、手の上に乗せるように持ちましょう。

なつかせるコツ(4)普段から驚かせない

普段から驚かせないようにしましょう。

大きい物音をたてたり、

乱暴につかんだり

カナヘビをびっくりさせると一気に警戒します

いままでなれてきたのに、警戒心が強くなり逃げるようになることもあるので、できるだけ驚かさないようにしましょう。

カナヘビはなつかなくなる

ただし、大きくなると(1年ぐらい)徐々に警戒心が増すことがほとんどです。
というか食欲が小さいころより低下することがほとんどなので自分から手に乗ってくることは減ります。

ただ、腹ペコのカナヘビは大人でも乗ってきますね!

そして、小さいときに手に乗せても逃げない子は大きくなっても手に乗せて逃げないことがほとんどです。手に乗せるまでは少し逃げるようになったり警戒するようになりすが、一旦手に乗せるとそのまま動かない子は多いです!


カナヘビの卵を見つけた、というときは⇩の記事をどうぞ

カナヘビの卵?

ガセネタだと思うこと!

とかぼう 
とかぼう 

私がガセネタだと思うことを紹介します。

上からのぞくと警戒する

カナヘビ飼育セット
カナヘビ飼育セット

カナヘビは上からのぞくと猫や鳥と思って警戒するという情報があります。これはおそらく最初にYouTuberが発信し、それをコピペして広まった情報だと思います。

普通に考えて
上からだと天敵だと思って警戒するけど、
横は天敵じゃないので警戒しない、
ということはないでしょう。


私の経験上、飼育ケース(⇧画像)で飼っているカナヘビと飼育ケージ(横に扉がついているケース)で飼っているカナヘビがいますが特に警戒心の違いは感じられません!

上からのぞいたり、手を横から入れても上から入れても警戒心は変わらないです!

カナヘビに上からピンセットで餌を与えても普通に食べます!
実際にカナヘビを長く飼育したことがある人ならわかることですが、上から観察するとなれなくなる。ということはないでしょう。

ただ、急にのぞいたり大きい物音を立てるのはビックリするのでやめましょう。

飼育ケースを地面に置くとなれなくなる

これも同じでYouTuberが発信し、それをコピペして広まった情報だと思います。

私は赤ちゃんカナヘビを地面に置いた飼育ケースで飼育している子もいますが。特に警戒心が強まることはありません。逆に床に置かなかったカナヘビが床に置いた子よりなれるかと言ったらそんなことはないです。(当たり前です)

とかぼう 
とかぼう 

上記の2点はかなり怪しい情報ですね。なれる(なれない)原因は他の要素の方が圧倒的に大きいでしょう。なので気にしなくて大丈夫です。

カナヘビの飼育情報

とかぼう
とかぼう

最後に、なんでカナヘビの情報は同じような物ばかりなのかと言うと、
これは私の予想だけど、実際にカナヘビを飼ってない人や飼育歴が浅い人が情報を発信していることが多いと思うんだ。
みんな別のサイトから情報を集めるからコピペのように同じようなことを言ってることが多いんだよね。
そしてその情報が結構「?」だったりするんです。

サイトやネットからの情報ではなく実際にカナヘビを飼育して観察してみると、いろいろなことが分かってきます!

カナヘビは赤ちゃんから育てると絶対になつくか、と言われたらそうではないですし、

赤ちゃんから人工餌を与えると絶対に食べるようになるか、というとそうではありません。

捕まえたカナヘビも同じでいろいろな個性があります。

このサイトは実際のカナヘビ飼育の経験を元にした情報を発信しています。他にもカナヘビ飼育の参考になると思うのでいろいろな記事を見て下さい!

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