
カナヘビを本格的に飼おうと思うんだけど、ケージはどれがいいかな?

我が家では「パンテオンホワイトWH4535」を使用しているよ!冬でもヒーター1つでケース内が30℃ぐらいまで暖まるように、ケースにちょっとした加工をして、カナヘビは冬を越しているよ。
もちろん冬以外でも使えるよ!
室内飼育ならカナヘビを飼い始めたらすぐに揃えた方がいいと思うよ。

今回はパンテオンのメリットやデメリット、簡単な加工について紹介します。これを読めばケースをどれにしようか迷っている人の悩みが解決出来ると思います。

サンキュー

3つのガラスケージを比較した記事もあるので参考にどうぞ↓
まず価格については上記を参考にどうぞ。
パンテオンケージのメリット
パンテオンのメリットから紹介します。
開き戸


ケース上部にヒーターと紫外線ライト、バスキングライトを使用するので横に扉があることで餌やりや水の取り替えが楽にできます。また引き戸なので開閉の時の音も静か、カナヘビもビックリしにくいです。開閉もスムーズでとてもやりやすいです。
中が見やすい
ガラスなのでキズも付きづらく見やすいです。プラスチックケースだとすぐにキズだらけになって見にくくなってしまいますが、こちらは生体が見やすく、汚れも落ちやすいです。
保温性が高い


保温性が高いです。下記の加工についてで詳しく説明していますが。ちょっとした加工をするだけで真冬の時期(外の気温7℃、部屋の気温12℃)でもヒーター1つでケース内温度は約30℃に保てます。
夏に便利なサイドメッシュ


パンテオンはサイドがメッシュになっています。
なので暑い夏でも通気性があり熱がこもりにくいです。これはかなりいい!
画像は上部がメッシュになっていますが下に位置を変えることも出来ます。
また、別売りでサイド全面がメッシュになっているパーツもあります。
頑丈で組み立てが簡単、しかし重い
組み立て式なので使わないときは畳んで収納ができ、組み立てるのも簡単ですぐに完成できます。(AMAZONのレビューでも女性でも簡単と書いてあります。)
しかも作りがしっかりしていて頑丈です。
しかし、1年中使う人には組み立て式の必要はない、あとすごく重いです。
3ヶ月に1回、水洗いをするのですが重くてやりづらいです。
でも、頑丈で全体的に作りはしっかりしているのでメリットにしました。
パンテオンケージのデメリット
扉がカタカタ音がする(改善できる)
扉はスムーズに、開閉するのですが、少しの振動でカタカタ音がします。しかし、これは簡単な加工で改善できるので、気にするほどのデメリットではありません。
天面の網は使いづらい


他の飼育ケージでも同じですが、普通に使う分には問題ないのですが、ヒーター(暖突)を吊り下げる場合は、網目が狭いのでヒーターの取り付けが難しいです。切って穴を開ければいいのですがあまり開けたくないですよね。
デメリットまとめ
1.扉がカタカタ音がする
2.上部の網が使いづらい
3.重い
デメリットを紹介しましたが
1と2は加工すれば問題ないです。デメリットというデメリットは重さだけだと思います。
加工について
ここからはデメリット解消と保温性を高めるための加工について紹介します。
扉のカタカタ音対策
厚さ2㎜のフェルトマットを切って、扉に貼るだけでカタカタする音が消えます。また、隙間を防ぎ、保温効果も高まるので一石二鳥です。




天面の金網を取り替える
ヒーターは暖突かヒーティングトップを使用します。
天面に暖突を吊るす場合は網を取り替えます。(網に穴を開けたくない場合)
100均(ダイソー)で買ったバーベキュー網(サイズ27×27㎝)を使います。


ケース上部に乗せるでけでピッタリ!ハマります⇩


(我が家ではパンテオン4535サイズを使用していますが、パンテオン6035サイズも奥行が同じなので網はピッタリハマると思います。)
暖突をこんな感じで設置する↓


ヒーティングトップM
ヒーティングトップMは網の上部に乗せるだけなので加工は入りません。


紫外線ライト
ランプステーは2個付属されているのでクリップ型のライトが簡単に取り付け出来ます!
バスキングライト


パンテオンは最初からランプステーが2個付いているので↑の画像のように紫外線ライトとバスキングライトが設置できます!
保温性を高めるために
バスキングライトがあれば今から紹介する方法はやらなくていいですが、どうしてもバスキングライトを使用したくない場合の方法を紹介します。
ヒーティングトップの場合はケージの内側に設置。
(後で気付きましたが、ヒーティングトップはケージ内に設置しないでください。と書かれています、やる場合は自己責任でお願いします)
暖突はケージ内に設置しても大丈夫なのでOKです。


加工してヒーターをケージ内に設置


保温シートを使用
ダイソーに売っている「あったかボード」を使用します。


あったかボードをかけて上部と側面の網の部分を塞ぎます。(バーベキュー網に変えた場合は脱走防止のためなるべく隙間がないようにしましょう)


そうすると、⇩
ケースの外(室温)は12℃(家の外は7℃)でも
ケース内は
ヒーターから10㎝の距離で約36℃、
23㎝の距離で約29℃、
離れているところでも約27℃、
にすることができました。








このようにヒーターに近い(高い)方が暖かいので、高さのあるレイアウト(高い所にカナヘビを登れるように)することで高低による温度勾配を作ることができます。
また、寒い冬(外の気温7℃、室内温度12℃)でこれだけ暖まれば十分だと思います。
バスキングライトがあれば上記のような加工をしなくても簡単にホットスポット(暖かい場所)が作れます!
カナヘビの飼育ケースはパンテオン
パンテオンについて紹介しましたが、
特に扉の開閉がスムーズで静かなのはカナヘビにも飼い主にも、とてもメリットだと思います。
また、色も爬虫類用には珍しく白があり、圧迫感がなくて気に入っています。
カナヘビだけでなく爬虫類の飼育ケースとしてパンテオンはオススメです。


飼育ケースが決まったら他にも床材やヒーターなどの道具が必要になってきます。
カナヘビ飼育の土(床材)のオススメ!
次の記事>カナヘビ飼育に必要な道具
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