この記事ではカナヘビの幼体の成長のさせ方、どれくらいで成長するか写真付きで紹介します。
カナヘビの幼体の飼育は難しい?

やはりカナヘビの幼体の飼育はとても難しいです。
大人カナヘビと比べて
・日光浴をさせないと食欲もでないし、体力もないのですぐに衰弱してしまう。
・食べる餌も小さいものでないと食べれない。
・水入れも少し深いと溺れてしまう。
・大きいカナヘビと一緒に飼うと咬まれて怪我をすることもある。
本当にカナヘビの幼体を育てるのは注意することがたくさんあり、難しいです。
赤ちゃんカナヘビの詳しい飼育方法は⇩の記事で書いています。


カナヘビの幼体の餌
カナヘビの幼体の飼育で一番大変なのは小さい餌の調達です。外で捕まえる虫では大きすぎて食べれないことがほとんどです、赤ちゃんは食欲があってなんでも食べると思っていましたが、意外と少し大きい餌だとであきらめて食べないことが多いです、頑張れば食べれそうなのに…


やはりカナヘビの幼体を育てるには餌を購入するのが現実的です。
まず試してほしいのは人工飼料です。
人工飼料
私の経験上、人工飼料を食べるカナヘビは食欲が旺盛で丈夫な子が多いです。
しかし、卵から飼育しているカナヘビの幼体でも人工飼料を食べない子もいます。
「カナヘビの人工飼料の餌付けをするなら幼体のときからした方がいい」と聞いたことがありますが、私の経験上ですと、卵から孵ったカナヘビでも人工飼料を食べない子は食べないです。要は生まれ持った好き嫌いで人工飼料を食べるか食べないかが決まる確率が高いと思います。たまに、食べなかったけど他の餌と混ぜて食べるようになったという情報を目にしますが相当な根気が必要だと思います。
私もまた今度チャレンジしてみようとは思います。成功したらお知らせします。


冷凍コオロギ


次におススメなのは冷凍コオロギです。
値段は人工飼料より高いですが赤ちゃんカナヘビを育てるには必須だと考えています。
人工飼料を食べない赤ちゃんカナヘビでも食べます。(私の飼っている赤ちゃんカナヘビは全員食べました。)
冷凍庫に入れとくだけで長期間保存できるので非常に便利です。
家族の許可が得られればですが…
人工飼料や冷凍コオロギなど餌についての詳しい内容はカナヘビ赤ちゃんの飼育方法をご覧ください。
カナヘビの成長
カナヘビは個体によって大きくなるスピードは違いますが、ここでは我が家のカナヘビの平均的な成長スピードを紹介します。
生後すぐ
カナヘビの孵化直後の幼体の大きさは全長約5~6㎝ぐらいです。


生後2か月
だいたい月に1~2㎝ずつ成長し、2~3カ月もすると体長は10㎝ぐらい、食べれる餌の大きさもだいぶ大きくなり、飼育が楽になってきます。まだ幼い感じがして可愛いです。


生後6か月
6~7カ月ぐらいで14~15㎝ぐらいになります。このくらい大きくなれば、もう成体とほとんど見た目は変わらないです。


生後8か月~
8~9カ月も経つと成体です。17㎝ぐらいでよく見る大きさになります。早い子だと5~6カ月ぐらいで母カナヘビ(約17㎝)と同じくらいの大きさに成長します。


次の夏には
ほとんどのカナヘビが1年後から2年後には赤ちゃんが産めるぐらいの大きさになるでしょう。
是非カナヘビを幼体から飼育して、夏には赤ちゃんを産んでもらえるように大事に育ててください。
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