


カナヘビの冬はヒーターが必須です。(冬眠させない場合)



バスキングライトだけじゃダメなの?



バスキングライトだと夜も明るくなってしまうんだよ。
ヒーターだと夜の暗い時間にも点けられるしケージ内全体を暖められるよ!
ヒーターの中でも人気のあるのは暖突とヒーティングトップだね!



暖突とヒーティングトップはどっちがいいの?



今回は実際に暖突とヒーティングトップを比較してみたよ!
カナヘビのヒーター
カナヘビのヒーターには暖突やヒーティングトップのようにケージの上部に設置し、ケージ内全体を暖められるものがおすすめです!
両方とも球切れの心配がなく、消費電力もかなり低いです。



暖かい空気を吸って代謝をするのでケージ内の空気を暖められるのがおすすめです!
なのでカナヘビのヒーターには暖突とヒーティングトップがとてもいい。
ヒーティングトップ
ヒーティングトップはケージの上部に設置するタイプのヒーターなのでケージ内全体を直接暖めます。
また、光を出さないので夜間にも暗いまま保温ができます。
3つの安全設計として
1.間違った設置方法により本体が異常高温になった場合サーマルプロテクターが働き通電を制御
2.サーマルプロテクターが故障したときも、異常高温時は温度ヒューズで通電遮断
3.ヒーター部の高温面に触れにくく、うっかりヤケドを防止。
ヒーティングトップ設置


ヒーティングトップはケージ天面の金属メッシュの上に置くだけで設置完了です。特に何かを加工する必要はありません。
また、本体四隅の穴を利用して吊り下げて使用することもできます。
ヒーティングトップの吊り下げ
4隅に穴が開いているのでそこに紐などを通して吊り下げる事が可能です。
その際にケージ内には使用してはいけないようです。
暖突
ヒーティングトップが出てくるまでは上部ヒーターと言えば暖突でした。
今でも爬虫類のヒーターと言えば暖突という人も多いと思います。
暖突の取り付け方法


大変なのは取り付けです。
暖突は天面の網にネジで取り付けますが、上の画像のようにメッシュの穴が小さく、工具で穴を広げないと取り付けできないケージがほとんどです。
ヒーティングトップと暖突を比較



ここから暖突とヒーティングトップの違いについてです!
ヒーティングトップはSとMサイズ
ヒーティングトップS | ヒーティングトップM | 暖突S | 暖突M | 暖突L | |
サイズ | 約幅15.5×奥行10.0×高さ2.8cm | 25.6×16.0×2.8cm | 19.1×14.1×2.1cm | 25.4×20.4×2.1cm | 40×25×2.1cm |
定格消費電力 | 16W | 40W | 13W | 32W | 57W |
ヒーティングトップはSとMの2種類のサイズがあります。
サイズを選ぶ目安としては
・ケージのサイズ(天面のメッシュのサイズ)に合わせる
天面に置くか、吊るして設置するためケージより小さいサイズにしましょう。
使用可能なメッシュの大きさは
Sサイズは15.5×10.5cm以上
Mサイズは25.0×16.5cm以上
暖突はS、M、Lなど様々



同じS、Mでも暖突の方が大きいです。
暖突とヒーティングトップの違い
動画では暖まり具合の比較もしてます。



暖まり具合についてはW数が関係してくる印象です。そして、↓動画のとおり取り付け方がかなり影響してきます!
・取り付け方の違い
ヒーティングトップ
天面の金属メッシュの上部に置くだけです、
暖突
天面の金属メッシュに付属のネジで取り付ける必要があります。そのため金属メッシュの穴を広げたりして加工しなければならない場合があります。
暖かさ自体にそれほど違いは感じられないが、やはり生体の近く(ケージ内)に設置した方がケージ全体が温まりやすいです。
・サーモスタットの使用
ヒーティングトップ
サーモスタット(ケージ内を設定温度に保つ機器)を使用することができます。
暖突
説明書に「外部式サーモスタットの取り付けは誤作動の原因になります。」と書かれています。
ヒーティングトップ使用レビュー


・私はパンテオンケージ(45×35サイズ)に加工をし、 ヒーティングトップ Mを使用しましたが、寒い冬(室温12℃)でも十分に暖まりました。
(詳しくはオススメケージはこれ!越冬のための加工も紹介)
しかし、ケージ内に吊り下げての使用であった為(説明書にはケージ内には設置しないでと書かれている)
また、断熱材を使用し熱が逃げないように加工したため、冬でもヒーティングトップMのみの使用でケージ内温度は30℃前後を保てました。
(吊るさない場合はバスキングライトを使用すればOK)
・サーモスタットが使用できるので、暖かい時期にも温度の上がり過ぎずを防げるので1年を通して使用できると感じます、また、ケージの天面メッシュに置くだけなので設置がとても簡単です。
(ケージ内に吊り下げることができれば、暖房効果も高く、サーモスタットも使えるため、本当に完璧に近い商品だと思います。)
・購入して最初に使ったときは科学的な匂いがします、が次第(約2週間ぐらい)に匂わなくなってきます。
暖突使用レビュー
暖突はヒーティングトップと比べて一回り大きいです。
手を近づけるとじんわり暖かいという感じです。
ケージ内全体の暖まり具合は↑の動画の通りあまり変わりません。
しかし、暖突はケージ内に設置してもOKなのでその上に断熱材を置くなどするとかなり保温効果は高まります↓


ヒーティングトップと暖突どちらを買おうか迷っている人
私の感想ですが
・ヒーティングトップ
天面メッシュの上に置くだけで設置は楽だが、ケージ外設置のため上部を断熱材などで密閉しづらい、バスキングライトを点ければ十分暖まる(ケージ内に吊るして使用できれば最強)
春夏秋のそこまで寒くない時期は、十分暖まりサーモスタットで温度コントロールができるため非常に使いがってがいい。


・暖突
設置は手間だがケージ内に設置できるため上に断熱材等を置いて密閉しやすい、
そのためケージ内は暖まりやすい、しかし、サーモスタットで温度コントロールができないのが欠点。
定期的にポコッと音がする。
以上がヒーティングトップと暖突についてのレビューでした。
値段も安く爬虫類飼育にはとてもいい保温器具です。



正直カナヘビヒーターを探しているならどっちを買っても問題はないと思います!
ただ、ケージサイズが横45cm×奥行30cmぐらいだと両方ともSでは火力が弱めなのでMがおすすめです!
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