カナヘビの紫外線ライト本当は必要ない?必要性とおすすめを紹介!

カナヘビ紫外線ライト

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ねぇ
カナヘビ飼育で紫外線ライトっているの?

子
とかぼう
とかぼう

野生のカナヘビはよく日光浴をしているよ!
飼育しているカナヘビも、日光浴をさせられない場合は代わりに紫外線ライトがあった方がいいよ!

太陽の代わりってこと?

子
とかぼう
とかぼう

そのとおり!
春夏でも室内飼育の場合や、
冬の寒い時期は紫外線ライトが必要だよ!

紫外線ライトの効果やオススメを詳しく紹介するね。

カナヘビの紫外線ライトの役割

カナヘビ飼育セット冬
カナヘビ飼育セット冬

カナヘビは日光浴をすることで健康を保っています。
そして、日光には紫外線(UV)が含まれています。

日光浴をすることで
・体温を温める
・新陳代謝を促す
・食べた餌の消化を促す
ビタミンDを生成を促す(カルシウムの吸収を助ける)

などの効果があり、
紫外線ライト(UVB)はビタミンDの生成を促す効果があります。

そして、 ビタミンDを体内で生成をすることでカルシウムの吸収を助けます。

また、体温を温めるためにはバスキングライトなどの保温設備も併せて必要です。

カナヘビのクル病

カナヘビのクル病

カルシウムが十分に摂取できなくなってしまうと骨に重大な疾患・異常が現れる恐れがあります。

紫外線(カルシウム)が不足してしまうとクル病という病気になってしまいます。

具体的な症状としては、食欲がない、元気がない、骨が柔らかくなって変形したり、口を開けたまま、目を閉じたまま、足が動かない、などがあるようです。

クル病は紫外線の要求量の多い昼行性のトカゲに多いようです

紫外線ライトは病気を予防するのに必要ということ。そして、カルシウムも併せて与えることが骨を作るために必要です。

カナヘビに紫外線ライトは必要ない?

カナヘビの日光浴
カナヘビの日光浴

日光浴をしない場合、紫外線ライトは体内でビタミンDを生成するために必要。ということが分かったと思います。
じゃビタミンDのサプリメントをあげれば紫外線ライトは必要ないじゃん、と思う人もいると思います(私は最初そう思いました)。

しかし、
カナヘビにとってのビタミンDの適正量が分かっていないんです。しかもビタミンDはあげすぎてもよくないと言われています。

なので私は、サプリメントだけでビタミンDをまかなうより紫外線ライトを設置して生成させた方が楽だし間違いないのではないかと思います。

また、カナヘビは昼行性です。暗いより明るい方が活発に活動するのでそういう意味でも紫外線ライトはあった方がいいと思います。

日光浴をさせれば紫外線ライトは必要ない

カナヘビ飼育レイアウト
カナヘビ紫外線ライト必要?

日光浴をさせない(室内飼育の)場合は紫外線ライトがあった方がいいですが、
日光浴をさせれば紫外線ライトはなくても大丈夫です。

実際私が飼育しているカナヘビで、日光浴だけ(紫外線ライトなし)で2年以上飼育しているカナヘビもいます。

普段は家の中で飼育し、晴れの日はプラスチックケースごと外で日光浴をさせています。また、冬は冬眠をさせているのでヒーター等も使用していません。
プラスチックケースで紫外線ライトもヒーターも使用していないのでほとんどお金をかけなくても飼育することは可能です。

しかし、出来るだけ晴れの日は日光浴をさせなければいけないので、手間を考えると紫外線ライト等はあったほうがいいと思います。

参考記事:カナヘビに日光浴が必要な理由とさせ方を紹介!

カナヘビの紫外線ライト

私が使用したことのある紫外線ライト3点を紹介します。
カナヘビの紫外線(UVB)の要求量はどれくらいかは分かりませんが、今のところ下記の3点とも眩しそうにしたり、目が開かなくなったりなどの症状は特にないです。

ジェックス レプタイルUVB100

1.レプタイルUVB100は熱帯・亜熱帯に棲息する爬虫類に最適な光を照射と書かれています。
しかし、ライトから30㎝以上離れるとUV量はかなり減少するので設置個所には注意が必要だと思います。(上記画像参照)

ジェックスレプタイルUVB150

2.レプタイルUVB150は砂漠・サバンナに棲息する爬虫類に最適な紫外線を照射と書かれています。
こちらは13Wですが、上記のレプタイルUVB100の23Wと比較して20cm以上離れると レプタイルUVB150の方が紫外線量は多いです。こちらも使用して問題は出ていないです。20cm以上離して使用する場合はコチラの方がいいと思います。

ビバリア太陽NEO

レプタイルUVBシリーズはライトのソケットが付属していないため別で買う必要があります。
↑のビバリア太陽ネオはランプカバーを付けることで照射効率をアップし、光の眩しさを軽減します。

コンパクトトップ

コンパクトトップはケージの上に置くタイプのソケットです。

レプタイルUVBシリーズにはコンパクトトップビバリア 太陽NEO RP-126V + ランプカバーなどが必要になります。

ゼンスイ マイクロUV LEDセット

3.マイクロUVLED
・長寿命
・LEDなので熱をほとんど出さない
・省電力(3W)
・コンパクトで場所をとらない
・紫外線量が多い

とかぼう
とかぼう

マイクロUVLEDは2020年に発売させた商品でかなり高機能です!
ソケットもセットなのでこれだけ買えば使用できます。
正直これが一番おススメです。

カナヘビの紫外線ライトの時間

カナヘビ
カナヘビ

紫外線ライトを設置しても、疑問に思うのが何時間点灯させておけばいいのか?だと思います。

この答えは正確には分からないです。
カナヘビの研究というのはほとんどされていないため紫外線の要求量がどれくらいなのか科学的に分かっていません。
なので何時間なら足りないか、何時間なら多すぎるのかが分かっていないのが現状です。
また、体調を崩したとしてもそれが紫外線によるものなのかわからないのです。

ただ、上記で紹介したマイクロUVLEDの1日の照射時間の目安は8時間なので、8時間以内にした方がいいでしょう。

バスキングライト

ホットスポットと呼ばれる体を温める場所を作ると、紫外線と温度、共に太陽の代わりが作れます。

爬虫類サプリメント

紫外線ライトを設置してビタミンDを生成してもカルシウムがなければ骨は作れません。
飼育下でカルシウムを与えるにはサプリメントで補うのがおすすめです。餌にサプリメントをまぶして与えましょう。

中にはビタミンDが配合されているものもあります。ただし、先ほども言いましたがビタミンDは摂りすぎても良くないと言われています。

他のサプリメント

カナヘビのサプリメントと言えばカルシウムとビタミンDと言われていますが、飼育下ではどうしても餌(栄養)の偏りがでてしまいます。私はカルシウム以外の栄養も必要だと思い、ネクトンレップも与えています。今のところ赤ちゃんカナヘビなども順調に育っています。

ネクトンレップはかなり高額ですが、いろいろな成分が含まれています。
そして、獣医さんにも勧められました。
餌がいつも同じ場合や、カナヘビを長生きしてほしい方におすすめです。

日光浴

先ほども言いましたが、日光浴がさせられる場合は紫外線ライトやバスキングライトは必要ありません。
ただ、熱中症には気を付けて下さい。


次の記事>カナヘビに必要な道具

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