


ねえ
カナヘビの寿命ってどれくらいなの?



カナヘビの寿命は一般的に7年ぐらいと言われているよ。
ただ、実際に「カナヘビを7年育てたよ」ていう人を見た(聞いた)ことがないね、、、



じゃなんで7年なの?



私はYouTubeもやっていて実際にカナヘビを飼ってるから詳しいんだけど、
そのことについても詳しく紹介するね。
カナヘビの本当の寿命は?どれくらい?


カナヘビの寿命を調べていると、大体のサイトは
5~7年や7~10年、
と「考えられている」や「言われている」
と書いていることがほとんどです。
しかし、
実際に飼育して7年生きた、
という記録はどこを探しても見つかりません。
ほとんどのサイトが
実際に飼っているわけではなく、
情報を探した結果
「7年前後だろう」
となっているのでしょう。
カナヘビ飼育の現実


カナヘビの寿命は7年前後と言われていますが、
実際に飼育している人の声(SNS等の情報)を見てみると、
1番多いのが、
「捕まえてから」
1年前後で亡くなってしまうことが多く、
長くても2年ぐらいというのがほとんどです。
(捕まえたカナヘビなのでいつ生まれたのかわかっていない)
だいたいが1年前後で元気がなくなってしまい、そのままなくなることが多いです。
ただ、これは寿命が原因ではなく飼育環境や栄養などが原因の可能性が高いと思います。
カナヘビの成長速度
カナヘビは1年もすれば子供を産めるぐらいに成長します。
また個体によっては半年もしないで大人より大きくなり、卵を産むこともあります。
それぐらいカナヘビの成長速度は速いです。
赤ちゃんカナヘビの飼育


卵から孵化したカナヘビを1年以上飼育している人は極めて稀です。
というか聞いたことがありません。(今のところ)
YouTubeなどでも「赤ちゃんカナヘビの飼育を始めました」
という動画はありますが、その後2,3か月も経つと動画が配信されないことがほとんどです。
カナヘビ飼育系のYouTubeでも同じで、
飼育方法を語っているが、2,3か月で赤ちゃんカナヘビの動画があがらないことがほとんどです。
そしてしばらくした後に、いきなり「このカナヘビは捕まえてから2年です。」などと言うブロガーやYouTuberもいます。
それくらい赤ちゃんカナヘビの飼育は難しく、数カ月しか飼育できないことがほとんどです。
実際は難しいカナヘビ飼育


カナヘビ飼育をしているブロガーやYouTuberはいますが、実際に飼育している過程をSNS(YouTubeやツイッター)などで投稿している人はほとんどいません。(私の知る限り)
私の知る限り、カナヘビ飼育方法を紹介しているブロガーやYouTuberで個体がわかるようにカナヘビの成長をSNSで投稿しているのはおーちゃんさんと私(カナヘビとかぼう)だけでしょう。
他のカナヘビ飼育ブロガーやYouTuberは個体の成長がわかるように投稿することはなく、いきなり「この子は〇才」や「赤ちゃんから育てている」という感じです。
それほどカナヘビ飼育で寿命を全うさせることは難しいのでしょう!
(私は飼育できています!詳しくは↓)
ニホンカナヘビの飼育は難しい


いろいろな爬虫類と比べてもニホンカナヘビの飼育は難しいと言われています。
暖かい時期になると庭や森などでよく見かけるカナヘビですが、大型のトカゲと比べて飼育が難しく、飼育してすぐになくなってしまうことがあります。
飼育を始めても餌を食べなかったり、徐々に元気がなくなってしまうことがあります。ニホンカナヘビは繊細で思っているより飼育が難しいです。
カナヘビの餌による寿命の影響
カナヘビの飼育は他の爬虫類より難しく、1年前後で亡くなってしまうことが多いです。
カナヘビのクル病
1年ぐらいでなくなってしまう原因はクル病と言われる(言っている)ことが多いです。
しかし、それも病院で獣医に診てもらったわけではなく、自己診断の場合が多いです。
クル病の症状は、元気がない、目を閉じる、骨の軟化や口が開かなくなったりなど様々です。
体調が悪くなった時はとりあえずクル病と自己診断していることが多い印象です。
なので、実際は他に原因がある場合も多いでしょう。
怪しい情報でも拡散してしまう
なぜかカナヘビが体調を崩すとほとんどの人がクル病だ!と言います。
しかし、病院に言ってクル病と診断された。という人はほとんどいません。
カナヘビの体調不良=クル病という情報がかなり広まっているように思います。
クル病対策にはカルシウムとビタミンDを与えますが、その二つを与えれば長生きするかと言えばそんなに簡単な話ではありません。
関連記事:カナヘビの病気、クル病について


カナヘビの寿命を延ばすために
餌の偏りや飼育環境により病気などで寿命が縮んでいる可能性があります。
栄養の偏り
カナヘビ飼育で言われているのは、
ほぼすべてのサイトで「カルシウムとビタミンDを補った方がいい!」と言われています。確かにカルシウムとビタミンDはカナヘビ飼育で非常に大事です。
しかし、栄養の偏りを防ぐためにカルシウムとビタミンDだけでなく、いろいろな餌を与えたり、他のサプリメントで様々なビタミンを補った方がいいと私は思っています。というか病院でも言われました。
カナヘビの肥満
・カナヘビには餌を食べるだけあげていい。
・カナヘビは肥満にしたほうがいい。
という情報がありますが、爬虫類もエサを食べ過ぎると当然肥満になります。
そして、肥満になっていいわけがありません。
カナヘビ飼育を始めて1年でなくなってしまう原因は肥満の可能性もあるでしょう。
カナヘビの冬眠と寿命の関係


カナヘビは冬は本来、冬眠をします。
冬眠させることでサイクル的にも健康が維持できる可能性は高いでしょう。また、冬眠中は活動が低下しているのでその分寿命が長くなるでしょう。
しかし、カナヘビの冬眠は難しいと言われています。
冬眠に失敗しては元も子もないですが私はたくさんのカナヘビの冬眠に成功しています。
関連記事:カナヘビの冬眠のさせ方
寿命を長くするためには餌(栄養)や飼育環境をしっかりすると良いでしょう。
カナヘビの真実


二ホンカナヘビの寿命は正確に分かっているわけではない。
複数のエキゾチックアニマルを診れる獣医さんに話を聞きましたが、
二ホンカナヘビの寿命は
4年前後と言う人もいれば、10年以上と言う人もいます。
それくらいカナヘビについては研究が進んでいないということだと思います。
飼育下での飼育は難しいですが、
いろいろなサイトで言っているように野生のカナヘビは7年生きている可能性はあります。
動物園にいるニホンカナヘビ


動物園の爬虫類コーナーなどにもニホンカナヘビが展示されている所は多いです。
しかし、私が知る限りでは「ニホンカナヘビの寿命は〇年」と書かれているのは見たことがないです。
カナヘビ飼育
私はカナヘビ飼育自体は5年目になりますが
一番長く飼育しているカナヘビで3年の飼育です。(現在も生きている)
このカナヘビは、捕まえて飼育しているカナヘビなのでおそらく3年半~4年ぐらいは生きていると思われます。
また、卵から孵化したカナヘビは2年半飼育している子もいます。(現在も生きている)
参考記事⇒カナヘビの成長記録
カナヘビ飼育がとても長い、というわけではないですが、
ある程度の経験があり、
その経験を元に
カナヘビにおすすめの餌
カナヘビの飼育方法
などを紹介しいますのでよかったらご覧ください。
またツイッターでも個体の成長がわかるように投稿しています!
(正直、実際に長期飼育できてないサイトはめちゃくちゃ多いと思います)
まとめ
カナヘビの生態については分かっていないことが多く、
長生きさせることは難しいです、
しかし、
正しく餌や飼育環境を整えれば
7年ぐらい飼育することは可能かもしれません。
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