
カナヘビを長年飼育して
冬眠や赤ちゃん飼育に成功している
とか坊です。

それはいいからさ、
カナヘビの餌はかつおぶしがいいって聞いたけど?

かつおぶしを食べるカナヘビはいるかもしれない、
けど栄養的に良くないと思うし、
それで育てていくのは難しいと思うよ。

じゃなにがいいの?

生きた虫以外だと爬虫類用に作られた人工餌があるよ。
栄養価も考えて作られているからオススメだよ。
ちょっと紹介させて!
ホームセンターやネットで買える二ホンカナヘビの餌は『人工餌』『生餌』『冷凍コオロギ』などがあります。
その中でも今回は、安価で長期保存も可能な人工餌を紹介をします。

人工餌は『人工飼料』または『人工フード』とも呼ばれているよ。
カナヘビは人工餌を食べるのか?
まず、カナヘビは人工餌を食べるか、食べないかですが、カナヘビは「人工餌を食べます!」
我が家で飼っているカナヘビは全員食べます。
しかし、個体によって好みがあり、食べる人工餌、食べない人工餌が違います。個体によって食べる人工餌が違うので数種類の人工餌を用意した方がいいでしょう!
人工餌は数種類あり、主食としてあげることができるものもあります。
カナヘビの飼育で大変な餌の確保、それを人工餌で補えばカナヘビの飼育が格段に容易になり、経済的にもかなりリーズナブルです。また生きた虫に抵抗があるお母さんなどにも、これなら大丈夫となり、買ってくれるかもしれません。

‥‥
色々な人工餌を試してみたので、これを参考にカナヘビの人工餌をぜひ試してみて下さい。
人工餌の種類
大きく分けて種類は3種類あります。
・ペレットタイプ(固形飼料)
・乾燥餌(虫を乾燥させたもの)
・ゲルタイプ
ペレット(固形飼料)タイプ

ペレットは昆虫を主体に作られたフードで栄養価も高く、カナヘビに必須のカルシウムやビタミンD3が配合されているものもあります。
主食として与えることができ、常温で保存ができるので管理が楽、賞味期限も長く安くて便利です。
小さく砕いてぬるま湯でふやかしてあげます。
ペレットタイプの餌のあげ方は↓の動画を参考にしてください。
レオパドライ
オススメ↓
・我が家のカナヘビはよく食べます。
・主原料はミルワームミール。ひかり菌配合。ひかり菌配合で腸内環境を保ち、またその結果、排泄物のニオイが抑えられる。
・常温で保存ができ、賞味期限も約1年半以上で、かなりリーズナブル(カナヘビ1、2匹では食べきれないでしょう)
・嗜好性が高く、よく食べます。
レオパブレンドフード
オススメ↓
・このレオパブレンドフードとレオパドライはカナヘビの餌として代表的です。
・主原料はアメリカミズアブ幼虫。カルシウム・ビタミンD3配合。高タンパクで必須アミノ酸等が豊富な、栄養価に優れたアメリカミズアブ幼虫が原料。爬虫類の成長に必須のカルシウム・ビタミンD3が配合されている。
・くずれにくいのでピンセットであげやすい。
・常温で保存ができ、賞味期限も約1年半以上で、かなりリーズナブル(カナヘビ1、2匹では食べきれないでしょう)
・趣向性が高く、よく食べます。
トカゲブレンドフード
原材料はレオパブレンドと同じで大きさ以外に違いはないと思われる。
1粒のサイズはレオパブレンドより大きい。
レオパフィード・レプフィード

・主原料はアメリカミズアブ幼虫
他の人工餌と比べてアメリカミズアブ幼虫の原料が多く入っている(70%)
・高タンパク、低脂肪
しかし
・アマゾンや楽天で販売されていない
・価格も高め
乾燥餌

虫を乾燥させたもので小さく砕いてそのままあげられます。ペレットと違い、ぬるま湯でふやかす必要がないため手間が掛からない、またエサ皿にしばらく置いておいても固くならないので時間がたってからでも食べる。こちらも常温で保存ができるので管理が簡単です。
バグプレミアム
オススメ↓
・我が家のカナヘビはよく食べます。
・原料はアメリカミズアブ幼虫。
・高タンパクで必須アミノ酸とカルシウムが豊富なアメリカミズアブ幼虫をまるごと乾燥させたもの。
また、多くの餌昆虫はリンが多い傾向にあるが、これは理想的なバランスになっている。コオロギのガットローディングにも利用できる。
・普段の餌の副食として勧められている。
・ふやかす手間がなく、そのままあげられるのでかなり楽です。
・常温で保存ができ、賞味期限も約1年半以上で、かなりリーズナブル
乾燥コオロギ トッピングフレーク【フタホシコオロギ】
原料はフタホシコオロギ。
タンパク質、カルシウム、ミネラルが入っている。かなり固いので小さく砕いたほうが消化のためにいいかもしれない。
・賞費期限は未開封で6か月、開封後は90日。
・冷蔵庫で保管することが勧められている。
・拒食になったカナヘビでもこれだけは食べた
乾燥コオロギ【イエコドライ】
・我が家のカナヘビはよく食べます。
原料はハウスクリケット。
ヨーロッパイエコオロギとも呼ばれているコオロギをまるごと乾燥させたもの。
高タンパク、低脂質の乾燥コオロギ。
・賞費期限は未開封で6か月、開封後は90日。
・冷蔵庫で保管することが勧められている。
ゲルタイプ
ゼリーのような半ねりタイプ。ぬるま湯でふやかす必要がない。
レオパゲル
ゼリーのような半ねりタイプ。
主原料はミルワームミール。
冷蔵庫で保存し、絞り出して常温になったらあげられるので手間がかからない。
消費期限は開封後1カ月と短く数匹のカナヘビでは使い切れない。
カナヘビの食べる人工餌ランキング
紹介した6種類の餌でどれが一番食べるか実験してみました!
数匹のカナヘビに人工餌を置き餌で与えてみてどの人工餌が好みなのかを試してみたら意外な結果になりました。
カナヘビに人工餌を慣れさせるには

カナヘビは生きた虫、動いている餌じゃなくても普通に食べます。
カナヘビは舌を出して匂いを嗅ぎ餌を食べます。(時にはピンセットなどを近づけるとピンセットを食べようとすることもありますが…)
食いつきでいうとやはりクモやコオロギなどの虫の方が食いつきはいいです。
ですが、最初は人工餌を食べないこともありますが食べるようになることがほとんどです。
特に捕まえたばかりのカナヘビは警戒心が強いので最初は食べないこともあります。
しかし、最初にも言いましたが私の飼っているカナヘビは全員人工餌を食べます。
警戒していたり、空腹でなかったり、好みの人工餌でなかったり、食べない原因は様々ですがきっと食べてくれるようになるはずです。
参考記事>カナヘビに人工餌を慣れさせる方法
サプリメント
カナヘビの成長には特にカルシウムとビタミンD3が必要です。
同じ餌ばかりだと足りなくなるかもしれないのでときどきサプリメントを餌にまぶしてあげましょう。
まとめ
カナヘビは、自然界で様々な虫を食べています、飼育下でも栄養の偏りを防ぐためにも色々な餌を与えたほうがいいでしょう。
カナヘビが食べる人工餌は様々な種類があり、カナヘビによって、好みが違います。いろいろ試して、食べる餌を見つけてみて下さい。
最初の一口を食べてくれた時はうれしさで感動します。ホームセンターやネットショップで気軽に手に入り、値段も安く、食べてくれればカナヘビの餌に困ることは少なくなります。是非いろいろな餌を試してみてください。
カナヘビの飼育方法
餌の確保ができればカナヘビを長く飼うことができる可能性がぐんと上がります!
特に飼育方法で注意することは気温と紫外線です、
日光浴をさせてあげると餌をよく食べるようになることが多いので日常的にやってあげましょう。その際は暑くなり過ぎないように注意してください。
また、飲み水も必ず用意していつでも飲めるようにしてあげましょう。
参考記事:カナヘビが餌を食べないときの原因と餌を食べさせる5つの対策を紹介!
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