ニホントカゲを捕まえたけど飼育方法や飼育道具は何を揃えればいいか分からない?
という人に今回はニホントカゲの飼育に必要な道具について紹介します。
ニホントカゲの飼育に必要な道具を詳しく紹介!
ニホントカゲ飼育方法は屋外飼育と屋内飼育の2パターンあります。
屋外飼育は
飼育ケースごと外に出して日光浴をする方法です。
基本的には室内で保管し、晴れの日に日光浴のためにケースごと外に出す方法です。
太陽光を浴びて日光浴をさせるため、ガラスケージや紫外線ライトなどが必要ないのがメリットです。
屋内飼育は
ガラスケージや紫外線ライトなどを用意し、日光浴の代わりの設備を作り、完全に屋内で飼育する方法です。
メリットは外に出す手間がかからないこと、冬でも暖かい環境を作れることです。
最初は屋外飼育し、後々ガラスケージなどを購入して屋内飼育に切り替える人が多いと思います。
屋外飼育に必要な道具

1.プラスチックケース
なるべく大きいものがいいです。
⇩のおすすめケースは蓋が大きいため、掃除や餌やりなどがしやすいのがメリットです。
重ねることも出来るので、増えた場合にも場所を取りません。
(私はこれを4つ持っています。笑)
2.床材
黒土や腐葉土、ヤシガラなど飼育するだけならどれも大丈夫です。
深さは4cmぐらい
⇩私が使用しているのは爬虫類用ソイル
消臭・保湿・掃除が楽!
3.エサ入れ
小皿(100均)などなんでもいいです。
人工餌など生きた虫以外を入れる時に使用します。
4.水入れ
小皿や瓶の蓋などでOK。
5.シェルター
日光浴の時は高い所に登ることもあるので高さのあるシェルター。
穴を掘って身を隠すので隠れやすいシェルター
の2種類を置くといいです。
瓶の蓋を置いてもその下に隠れます。
6.板や遮熱シート
日光浴の時にケース内が暑くなり過ぎないように板や遮熱シートなどを使用して半分日陰を作ります。
7.脱走防止ネット
また、日光浴では紫外線を浴びるために蓋を開けて直射日光が当たるようにします。
その時に網戸などを使用すると脱走防止と猫や鳥に襲われるのを防止できます。↓

以上が屋外飼育で必要な道具になります。
3000円前後で揃うでしょう。
完全に屋外で飼育する場合は床材を潜りやすい物にしたほうがいいでしょう。
関連記事:ニホントカゲ完全屋外飼育の方法を紹介
屋内飼育に必要な道具
続いて屋内飼育に必要な道具についてです。

1.ガラスケージ
上部にUVBライトやヒータ等を設置するので横に扉があるタイプがおすすめです。
2.紫外線ライト(UVBライト)
ニホントカゲは日光で紫外線を浴びているので日光浴の代わりに紫外線ライトを設置します。
3.ヒーター
上部から空間全体を温めるタイプがおすすめ。
冬など気温が低い時に使用します。
ケージ内を25℃前後になるようにしましょう。(夏は使用しなくてもよい)
4.バスキングライト
ホットスポットといって日光の代わりに体を暖めるために使用します。
ニホントカゲは変温動物のため日光浴などで体温を高くしています。35℃~40℃ぐらいになるように設置しましょう。
(⇧で紹介したヒーティングトップで近距離は35℃前後に暖まる場合もあります)
5.サーモスタット
ヒーターなどの温度の上がりすぎを防ぎ設定温度に保ちます。
⇩は紫外線ライトの自動ON・OFF機能、
昼は高めの設定温度、夜は低めの設定温度に自動でしてくれる高機能サーモ!
⇩は温度の上がり過ぎを防ぐ普通のサーモスタット
どうせ買うなら断然ジェックス タイマーサーモ RTT‐1がおすすめです。
サーモスタットの記事
飼育道具のまとめ
屋外飼育に必要な道具
1.プラスチックケース
2.床材
3.エサ入れ
4.水入れ
5.シェルター
6.板やシート(日陰を作るため)
7.脱走防止用ネット
屋内飼育に必要な道具
上の2~5.に加えて
1.ガラスケージ
2.紫外線ライト(UVBライト)
3.ヒーター
4.バスキングライト
5.サーモスタット
が必要になります。
他にも
餌やりのときのピンセットや霧吹きがあると飼育に便利です。
また、暖かい時期は屋外飼育で、冬は屋内飼育をするのもよいでしょう。
ニホントカゲの飼育に必要な道具はたくさんありますが一度揃えてしまえば維持費(餌代など)はそこまで高くないです。
ぜひこれを参考に飼育道具を揃えてみて下さい。
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